韓国が潜水艦建造の大国になった経緯
韓国がどのようにしてアジアの海を支配しようとしているのか―波の下で。

1990年初頭、韓国海軍は比較的小規模な潜水艦を配備していた。特にドルゴレ級は小型で、近海での作戦に最適化されており、
大規模な抑止任務やブルー・ウォーター(外洋)・パトロールにはあまり適していなかった。
韓国海軍の能力を飛躍的に向上させるため、韓国は韓国攻撃型潜水艦計画(KAS)を開始した。これがその結果だ。

韓国は船舶製造の世界的なハブの一つであり、船の生産量ではおそらくナンバーワンの国であるが、潜水艦の設計は全く別の生き物である。 韓国海軍は独自の研究開発に苦労するよりも、潜水艦設計の重鎮の一人であるドイツのHOWaldtswerk-Deutsche Werft(HDW)社に頼った。

KAS プログラムの最後の設計は、島山安昌浩級と呼ばれる潜水艦である。 現在、1隻は海上試験中だが、韓国は道山安昌湖級を合計9隻取得する計画だ。

同級は韓国が建造した潜水艦の中では最大級であり、その耐久性もそれに比例して広く、朝鮮半島近海はもちろんのこと、南シナ海を含む遠方の海域にも容易に到達することが可能である。

島山安昌浩級の特筆すべき点は、射程1500kmの玄武3C巡航ミサイルを発射可能な「韓国垂直発射システム」と呼ばれるVLSを搭載していることだ。 世界の主要な海軍の多くに標準装備されているが、VLSは韓国に強力な武器を与えてくれるだろう。

島山安昌浩級は、3つの船体からなる3つのトランシェで建造される予定。 最初の2つのトランシェは2020年初頭から半ばに運用開始される予定で、6本の垂直発射管を装備し、最後の3船体のトランシェは10本の発射管を拡張して、今年の終わりまでに納入される予定だ。

すべてが予定通りに進めば、ソウルはアジア最大最強とまではいかないまでも、アジアで最も有能な潜水艦艦隊の一つを誇ることができるだろう。
北京と平壌は気をつけなければならない。

August 19, 2020
How South Korea Became A Submarine-Building Powerhouse | The National Interest
https://nationalinterest.org/blog/buzz/how-south-korea-became-submarine-building-powerhouse-167193