安倍晋三首相が28日、辞任する意向を表明したことで、悪化の一途をたどっていた韓日関係が変化するか注目される。

 安倍氏は韓国大法院(最高裁)が日本企業に強制徴用被害者への賠償を命じた判決を巡る両国の対立の中で対韓強硬路線を主導した上、
一部では日本国内の嫌韓ムードを利用して意図的に「韓国叩き」を行い、支持率の引き上げを図ったとの批判もあったためだ。

 今回の辞任表明により、膠着(こうちゃく)した韓日関係にある程度風穴を開けられるのではないかと期待する向きもありそうだ。

 これに加え、新首相が誰になったとしても、全般的に外交政策を再点検して周辺国との関係改善を図る可能性があるため、
現在の厳しい雰囲気は多少和らぐのではないかとの観測も出ている。

「韓国叩き」主導の安倍首相が辞任へ 韓日関係好転なるか
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/28/2020082880286.html