Huawei、米制裁で次期フラグシップ「Mate 40」がハイエンドKirin搭載最後の端末に
2020年08月10日 10時21分 公開
[ITmedia]
 中国HuaweiのコンシューマビジネスグループCEO、リチャード・ユー氏は8月8日(現地時間)、米政府による制裁措置の影響で、9月以降は自社製ハイエンドプロセッサ「Kirin」を製造できなくなると語ったと、米Associated Pressが報じた。
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 ユー氏は、HuaweiのKirinプロセッサの製造は、米国の製造技術を採用する請負業者が担っているため、制裁の開始予定期日である9月15日に停止すると語った。「これはわれわれにとって非常に大きな損失だ」と同氏は語った。

 同社は今秋にフラグシップ端末「Mate 40」をリリースする見込みだが、この端末に採用する「Kirin 9000」プロセッサが9月15日以降製造できないという。「これがハイエンドKirinプロセッサの最後の世代になる可能性がある」とユー氏は語った。

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