英ヴィクトリア朝に活躍した吸血鬼ハンターの小箱が、英国で売りに出された。英ハンソンズオークションのプレスリリースが発表した。
その小箱の現在の持ち主は、英ウェスト・ミッドランド在住の男性(身元は非公開)。
その男性は「私はこの小箱についてほとんど知らない。これは3年前にニューアークのアンティーク市で購入し、私のコレクションに加わった。ゴシック調の見た目が気に入って中を開けてみたら、これは絶対に手に入れなければならないと思った」と語っている。
​小箱には鍵がかけられ、開けると内部は真紅のシルクで裏打ちされている。
蓋の裏にはイエス・キリストの復活を描いた絵と、マントを着た象牙のオオカミの彫像がはめられている。
中には小さな拳銃、内容物不明の青い小瓶、ガラスの小瓶3つ、ロザリオ、十字架3本、真珠があしらわれた柄と銀製のポケットナイフ、サメの歯が入った瓶と1842年版の新約聖書が納められている。
英ハンソンズオークションは、この小箱は2〜3000ポンド(約27〜40万円)で落札されるとみている。

https://jp.sputniknews.com/entertainment/202007107601487/
https://i2-prod.coventrytelegraph.net/incoming/article18568680.ece/ALTERNATES/s810/0_undead-the-hamm-541123.jpg
https://i2-prod.coventrytelegraph.net/incoming/article18568679.ece/ALTERNATES/s615b/0_undead-the-hamm-541127.jpg