歩道一時停止の車に感謝する運動
07月07日 19時30分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20200707/3070003687.html



子どもたちが信号機のない横断歩道を安全に渡れるように、四日市市の小学校が一時停止した車に感謝する運動の指定校に指定されました。

四日市市では平成30年から市内のすべての公立小学校で信号機のない横断歩道で一時停止した車に「ありがとう」と言う運動を始め、毎年、モデル校を指定しています。
7日は四郷小学校の体育館で6年生の児童が出席して指定式が行われました。
市や警察などで作る四日市市交通安全協議会のメンバーなどからモデル校の指定書と「ありがとう横断中」と書かれた旗が代表の児童に手渡されました。
続いて交通安全教室が行われ、指導員が横断歩道を渡る際には運転手の目を見て確実にとまったことを確かめ、「ありがとう」と声に出して伝えるよう説明していました。
JAF=日本自動車連盟の調査では三重県は去年、信号機のない横断歩道での車の一時停止率が全国最下位になりました。
6年生の女子児童は「横断歩道で止まると思ってもそのまま来る車もいて怖い思いをしました。上級生として下級生の見本になりたい」と話していました。
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