‪「報ステ」「ニュース7」も視聴率ダウンで進む報道番組離れ コロナ慣れか不信感か | オトナンサー
https://otonanswer.jp/post/67432/‬;


新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が解除されてから約20日が過ぎ、6月12日には、東京都が休業要請などの緩和段階を「ステップ3」に進めるなど、
少しずつ、日常が取り戻されつつあります。

世の中に動きが見られる中、テレビ業界で一つの現象として見られるのが、報道・情報番組の明らかな視聴率ダウン。一時は世帯視聴率20%を超えることもあった
「NHKニュース7」もこの1週間は15〜17%、「報道ステーション」(テレビ朝日系)も12〜14%にとどまり、
各時間帯のトップを走っていた朝の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)や夕方の「news every.」(日本テレビ系)などにも減少傾向が見られます。

第2波の不安が大きいなど新型コロナウイルスの脅威がいまだ収まっていない中、なぜ、報道・情報番組を見る人が減っているのでしょうか。

コロナの話題は土日に見るだけで十分
まだまだ安心できる状況ではないだけに、新型コロナウイルスに対する関心が下がったわけではないでしょう。しかし、ここ3カ月あまり、朝から深夜までその話題ばかりで、「関心はあるけどさすがに飽きた」「一通りのことは分かったから、新しい動きがあったときだけ見ればいい」という人が増えたようなのです。

中略

視聴者心理の変化で、もう一つ挙げておきたいのは、報道・情報番組に対する不信感。ここで具体的な番組名は挙げませんが、映像や編集のミスなどが相次ぎ、
「印象操作しているのでは?」などの疑念を抱く人が増えました。

さらに「『批判ありき』『不安をあおる』という構成・演出の番組が多い」と不満を抱いている人も多いようで、ネット上には否定的なコメントとともに、
穏やかな番組を望む声が上がっています。

「批判ありき」の番組を変えられるか
 緊急事態宣言の解除後も、感染リスクを踏まえて外出を控える人も多く、「ごくせん」(日本テレビ系)、「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)、「99.9−刑事専門弁護士−」(同)
などの再放送ドラマが2桁の視聴率を記録しているように、テレビを見る人そのものが減ったわけではないでしょう。

以下略