職質から逃走&ひき逃げ 自称セレブ女31歳の「SNS虚飾人生」
6/5(金) 9:02

https://news.yahoo.co.jp/articles/68f14c7886c3236da8eaf031dda53598898ebda1

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「彼女のフェイスブックには、サンディエゴ出身で、幼い頃にはハワイにある夜景の見える丘によく連れていってもらった、と書いてありますが、そんな話は本人から聞いたことがありません。
彼女は子どもの頃からずっと神奈川県川崎市に住んでいたはずです。お嬢様でもなく、普通の家庭に育ったコ。ただ昔から自分独自の世界観の中で生きていましたね」


中川真理紗容疑者(31)と10年来の友人であるAさんは本誌にそう明かす。

5月20日、「不審者がいる」と通報を受けた警察官が、東京・品川区の路上で中川容疑者を職務質問した。すると、彼女はベンツに乗り込んで逃走。大田区内で歩道にいた会社員・高橋悠さん(34)をはねて死亡させた後、徒歩で近くのマンションに逃げ込んだところを逮捕された。

理不尽極まりない事件である。

中川容疑者は常日頃から、フェイスブックやインスタグラムで自らのセレブな生活をアピールしていた。
ドバイやメキシコ、ラスベガスなどへの海外旅行や高級ホテルでのディナー、ベンツやアメックスのプラチナカードなど、華やかな写真をさかんに投稿。職業はモデル、コンサル、投資業を自称していた。

だが、全国紙社会部記者はこう言う。

「警察発表によれば、中川の仕事は『飲食店店員』。おそらく接客業でしょう。住所は川崎市内の市営住宅でした」

本誌は中川容疑者の住まいを訪ねた。最寄り駅からバスで約10分、建物は築30年以上で家賃は5万円前後。事故を起こしたベンツは新車価格で2000万円以上である。ギャップは否めない。

「市内のマンションからマリちゃんがここに引っ越してきたのは、彼女が中学生の頃でした。お父さんを早くに亡くし、お母さんと二人暮らしで、当時は大人しい女の子。裕福ではなかったでしょうが、お母さんは教育熱心でマリちゃんも成績は優秀。私立の中学・高校に通っていました」(近隣住民)