女性を盗撮したわいせつ動画をインターネット上に公開したなどとして大阪府警南署は1日、大阪市西成区のアルバイトの男性(35)を
わいせつ電磁的記録記録媒体陳列容疑などで書類送検した。男性は額縁に小型カメラを内蔵した絵を壁に掛けて
盗撮を繰り返していたが、現場のホテルに置き忘れたことで発覚したという。



男性が盗撮に使っていた小型カメラが内蔵された額縁(左)=大阪市中央区の大阪府警南署で2020年6月1日、森口沙織撮影
 送検容疑は2019年7月下旬、大阪市中央区のホテルで女性との性行為の様子を盗撮。有料サイトにわいせつ動画を
公開したなどとされる。男性は「ナンパした30人くらいの女性を盗撮した。金もうけになると思った」と容疑を認めている。男性には約160万円の収入があったという。

 同署によると、男性が絵を持ち帰るのを忘れ、ホテル側から「客室に盗撮の機械が付いている絵がある。ホテルの備品ではない」と通報があった。
後日、忘れ物を取りに来た男性を南署員が職務質問した。【森口沙織】

https://mainichi.jp/articles/20200601/k00/00m/040/210000c