「血液型は何型?」という会話をよく耳にしますが、血液型とはいったいどのようなものなのでしょうか。
1900年、オーストリアのラントシュタイナーは人の血液がいくつかのタイプに分類できることを発見し、
これが現在の「ABO式」血液型になりました。
血液中の赤血球上には「抗原」という物質が存在し、その抗原は人によって異なります。
A抗原を持つ血液のタイプをA型、B抗原を持つタイプをB型、
A抗原とB抗原の両方を持つタイプをAB型、そして、A抗原もB抗原も持たないタイプを
O型と分類しています。ラントシュタイナーはO型を「C型」と名づけていましたが、
後にA抗原もB抗原も持たないことから、「ゼロ」を表すO型と呼ばれるようになりました。


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