■頭蓋計測7項目から求められた地域集団間の距離関係

頭骨の形の地域性は1980年代に埴原和郎が明らかにしています。やはり畿内の人々は平均的な日本人とは全然違う人たちだということがはっきりしました(図6)。
どういうふうに特殊かというと、顔が面長で平たんな顔といった渡来系の弥生人の特徴を濃厚に持っているのです。(札幌医科大学・松村博文)
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