岐阜県教育委員会と情報科学芸術大学院大学(IAMAS)は28日、教員採用試験の志願者とオンライン進学相談会の参加者にそれぞれ電子メールを送信した際、
計100人分のメールアドレスを誤って流出させたと発表した。今のところ、流出に伴う被害は確認されていない。

 県教委では27日、2021年度教員採用試験で、志願者のうち89人にメールで連絡をした際、送信先のアドレスが表示される「To」に全員のアドレスを入力したため、
メール誤送信防止システムの設定対象外のアドレスを使う14人に、全員のアドレスが表示された状態のメールが送られた。
担当する40代男性職員が送信時に複数人による確認を怠ったため。

 IAMASでは27日、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を利用して28日に開いた進学相談会に関するメールを第1部の参加者4人と第2部の7人に送った際、
「To」にそれぞれ全員分のアドレスを入力したため、アドレスが流出した。
担当する50代男性職員が決められた手順を踏んでおらず、誤送信防止システムは導入されていなかった。

「To」に全員分のメアド入力...100人分誤流出
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200529-00243747-gifuweb-l21