仙台市の仙台中央郵便局でも配達がスタート。通り掛かった会社員、高橋徹さん(59)は「5月に入って街中で手に入るようになった。今更もらっても使わない。マスク2枚送るのに、政府はどれだけ時間と税金をかけているのか」と憤った。

熊本市の繁華街・下通商店街へ買い物に来た大学生、佐藤歩さん(18)は、家にマスクの買い置きがあるが、「国からマスクが届くなんてなかなかないこと。やっと届くと聞いてうれしい」と笑顔を見せた。

普段は福井県が全戸に配布しているマスク購入券で不織布マスクを買い、使っているという福井市の飲食店経営、野坂美智代さん(61)は「手に取って、これが首相が着けているアベノマスクかと感動した。自分の分は県からのマスク購入券で間に合っているので、給食を配膳するときに布マスクが必要な小学5年の孫にあげたい」と話した。

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO59501790T20C20A5000000?s=3


 マスクを受け取った同市の男性会社員(46)は、市内の小売店でも既に並んでいるとし「いらないわけではないが、実際に使うかどうか…」。同市の女性会社員(34)は、手作りや市販の品で家族3人分は足りているとし「もっと早く欲しかった」と話した。

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