5万坪8500万円で購入の64歳男性語る「無人島ロマン」
5/19(火) 7:05配信

大手銀行員だった富岡哲也さん(仮名、64)は、結婚を機に妻の親戚が営んでいた鉱山事業の会社
を引き継ぎ、経営している。そんな富岡さんが無人島を買おうと思いついたのは、今年の正月のこと
だった。
「仕事も落ち着いてきて、リタイヤが見えてきまして。そろそろのんびりしたいと思ったのがきっかけ
です」

 忙しい毎日を送っていた富岡さんが終の棲家に選んだのは、ある不動産会社の紹介で知った九州
の無人島だった。約5万坪で8500万円、電気は通っているが水道はない。建物は多少の改修が
必要になるが、躯体はしっかりしているので出費が少ない。

「一人では広すぎると思いましたが、島の大きさと夢の大きさは比例すると思って。せっかくなら、
自分の手を加えられる部分があったほうがいいと思い、開発の余地があるこの島を選びました」

 仕事上、ボーリングの基礎知識があったので、井戸を掘るのに役立った。法律や資金的な問題に
ぶつかった時には、銀行員時代の知識が助けになった。

「不思議なことですが、今まで仕事で培ってきたことが、自分の島暮らしに活かされる場面が少なく
ありませんでした。周囲から『大変そうだね』と言われることもありますが、私としてはすべてが
楽しいですね」
(抜粋)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200519-00000002-pseven-life