最強女王アーモンドアイが貫録V! ディープら名馬に並ぶ史上最多タイの芝GI7勝目/ヴィクトリアマイル
https://www.sanspo.com/sports/news/20200517/spo20051715480002-n1.html

 5月17日の東京11Rで行われた第15回ヴィクトリアマイル(4歳以上オープン、
GI、芝1600メートル、牝馬、定量、16頭立て=ディメンシオン、セラピアが出走取消、
1着賞金=1億500万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気アーモンドアイ
(5歳、美浦・国枝栄厩舎)が勝利。昨年のオークス馬ラヴズオンリーユーや、
重賞3連勝中だったサウンドキアラらを撃破し戴冠。
東京競馬場で開催される5週連続GIの第2戦・古馬マイル女王決定戦を制した。タイムは1分30秒6(良)。

 4馬身差の2着にはサウンドキアラ(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着に
ノームコア(5番人気)が入った。なお、昨年のオークス馬ラヴズオンリーユー(3番人気)は7着、
昨年の2着馬プリモシーン(2番人気)は8着に敗れた。

 今年の初戦を迎えたアーモンドアイは、出走予定だったドバイターフが中止となったため、
昨年の有馬記念(9着)以来の出走で復活V。他馬を寄せつけない走りで力の違いを見せつけ、
シンボリルドルフやディープインパクトら歴代の名馬に並ぶ史上最多タイの芝GI7勝目。

 また、1着賞金1億500万円を獲得し、JRA獲得賞金が10億円を突破。JRA獲得賞金が10億円を超えた牝馬は
ブエナビスタ、ジェンティルドンナ、ウオッカの3頭のみ。
アーモンドアイは昨年3月にドバイターフを勝っており、JRA+海外の総獲得賞金が14億円を突破し、
歴代7位に浮上した。

 ヴィクトリアマイルを勝ったアーモンドアイは、父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、
母の父サンデーサイレンスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、
馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は12戦9勝(うち海外1戦1勝)。
重賞は18年シンザン記念(GIII)、桜花賞(GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)、ジャパンC(GI)、
昨年のドバイターフ(海外GI)、天皇賞・秋(GI)に次いで8勝目。
ヴィクトリアマイルは、国枝栄調教師は11年アパパネ、C.ルメール騎手は17年アドマイヤリードに次いで2勝目。
(以下、ソース参照)