【意見書全文】首相は「朕は国家」のルイ14世を彷彿

 検察庁法改正に反対する松尾邦弘・元検事総長(77)ら検察OBが15日、法務省に提出した意見書の全文は次の通り。

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 3 本年2月13日衆議院本会議で、安倍総理大臣は「検察官にも国家公務員法の適用があると従来の解釈を変更することにした」旨述べた。
これは、本来国会の権限である法律改正の手続きを経ずに内閣による解釈だけで法律の解釈運用を変更したという宣言であって、
フランスの絶対王制を確立し君臨したルイ14世の言葉として伝えられる
「朕(ちん)は国家である」との中世の亡霊のような言葉を彷彿(ほうふつ)とさせるような姿勢であり、
近代国家の基本理念である三権分立主義の否定にもつながりかねない危険性を含んでいる。

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https://www.asahi.com/articles/ASN5H4RTHN5HUTIL027.html

参考資料

江田法相、検事正更迭認める
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1700H_X10C11A5000000/
江田五月法相は17日の閣議後の記者会見で、福島地検検事正を16日付で交代させる人事を発令したことについて
「東日本大震災後の容疑者釈放でいろんな混乱があった。そうしたことも踏まえて人心を一新しておこうということで行った」と述べ、
事実上の更迭人事であることを認めた。