コロナ禍交付「ご当地新ナンバー」事情 「他県狩りの被害」これで軽減?
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緊急事態宣言下で都道府県をまたいだ移動の自粛が叫ばれるなか、
県外ナンバーの車へのイタズラや、さらし行為の“他県ナンバー狩り”が全国的に問題となっている。
それが、見たことがない地名ナンバーの出現で被害が軽減するかもしれない。
国土交通省は地方版図柄ナンバープレートを11日から交付する。
新たに17地域が加わり、見慣れない地名も多い。探られたくない地域性とともに、新ご当地ナンバーの面々をご紹介――。


【内紛の千葉】群雄割拠ならぬ弱小乱立となるのが千葉県だ。
これまで「千葉」「成田」「習志野」「袖ヶ浦」「野田」「柏」と6つもあったところに
「松戸」「市川」「船橋」「市原」と4つも増えて10になる。
「知床」「苫小牧」が加わる北海道の9つを超え、東京都と並んで、都道府県では全国最多タイとなる。

 これまで導入条件とされていた「複数の市町村の集合体」が緩和されたことで、
それぞれの市が単独で手を挙げた。県下各市の足並みの悪さや不仲が如実に出た格好ともいわれる。

 いずれも全国区とはいえない地名で、特に「習志野」から独立した
「市川」と「船橋」は図柄入りナンバーでは、ともに名産の梨がデザインされてしまう始末。
「習志野の方が高校野球の強豪校で有名だったのに…」
「自衛隊習志野駐屯地が有名だから力強いナンバーだった」と残念がる人も多い。

 マイナーな分、千葉県外に出ても「どこの県?」「地方から来たのか?」とイタズラされないで済むかも!?
 ちなみに東京ディズニーランドを抱える浦安市は「浦安」「舞浜」での独立を画策していたが、
登録車数が基準に満たない上に、隣接する市川市に“抜け駆け”され、
「習志野」のまま。千葉県西部は分断され、浦安エリアはナンバー飛び地となってしまった。
https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_1844556/