7日が臨時登校日になった尾張旭市の市立東中学校(水野茂校長、生徒数753人)では、
登校した生徒たちが、新型コロナウイルスの感染予防対策として、正しい手洗いの仕方、布マスクの手づくりの方法などを学んだ。
 始業式に代わる臨時登校日になったこの日は、新年度の準備として教科書が配布され、
担任の先生の名前が発表され、養護教諭がコロナ対策の注意点を説明した。
正しい手洗いや自分自身による体調管理の大切さ、不要不急の外出を避けることなどに加え、身体だけではなく心の健康にも気をつけるよう話した。
 布マスクづくりの講習は、入学したばかりの1年生から3年生まで、クラスごとに行われた。
文部科学省の動画を見ながら、各自が用意してきたハンカチなどの布やゴムを使い、実際に手作りし、顔につけてみた。
 1年生の女子生徒は、「意外と簡単で、いい感じにできた。デザインも選べるので、オリジナルのマスクができるのがいい」と話していた。
水野校長は、「先生から『実際にマスクの手づくりをさせてみよう』と提案があり、取り組んでみた。
自分や家族、大切な人たちを守るという意識をもってもらえたのではないか」と話していた。

愛知)臨時登校日に布マスク作り方学ぶ 尾張旭市の中学
https://www.asahi.com/articles/ASN4771J9N47OIPE00N.html
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20200407004308_comm.jpg