【北京時事】中国外務省の趙立堅副報道局長は7日の記者会見で、新型コロナウイルスについて自身のツイッターに「武漢市に持ち込んだのは米軍かもしれない」と先月書き込んだことについて、
「米国の一部政界関係者が中国に汚名を着せようとしたことへの反応であり、中国の多くの人が抱いた義憤を反映したものだ」と釈明した。

問題の書き込み以降、趙氏が定例記者会見に登壇するのはこの日が初めて。
「書き込みは中国政府の立場を代表したものか」との問いには、「ウイルスの発生源について中国政府の立場は一貫している。科学の問題であり、専門家の意見を聞く必要がある」と述べるにとどめた。