茂木敏充外相は7日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症の治療効果が期待されるインフルエンザ薬「アビガン」を国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)を通じ20カ国に無償提供すると発表した。このほか約30カ国と供与に向けた調整を進めているという。

 人道支援と臨床研究の拡充が目的。茂木氏は「治療薬開発は極めて重要だ。国際協力を進めたい」と述べた。20カ国は、インドネシア、チェコ、トルコなど。供与国には、日本への臨床データの提供を求める。

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