元セクシー女優・大塚咲さん、アダルトグッズメーカーを提訴「引退後も無断で写真使われた」

元AV女優で、写真家・アーティストの大塚咲さんがことし3月、アダルトグッズメーカーを相手取り、計460万円の損害賠償を求める訴えを起こした。

大塚さんは2004年、AV女優デビューして、2012年に引退した。現在は、当時の女優名のままに写真家・アーティストして活動している。

ところが、引退から7年経った2019年、自分の女優名を冠して現役時代の写真を使ったアダルトグッズが、無断で販売されたことに気づいたのだ。

●「一度脱いだら自己責任」はおかしい
「これまでAVに出演した人の権利は、引退後うやむやにされてきました。
 でも、『一度脱いでいるんだし裸に慣れてるのだから、何が起きても自己責任』というのはおかしいと思います」(大塚さん)

大塚さんは2019年6月、SNS上で、「大塚咲」の名と写真を使用したアダルトグッズの「新作」が複数発売されていることを知った。

そのころ大塚さんは、過去に出演した作品の削除を求めて、「AV人権倫理機構」への申請をすすめている最中だった。
当時、引退して7年も経つのに「新作」が発売された、というつぶやきを目にして「全身の力が抜け、涙が出た」と語っていた

使用された写真は、現役時代に別のグッズに使用するために撮影されたものだった。
しかし、今回発売された2つのグッズと、別の女優とのコラボ商品に使用を許可した覚えはまったくない。

このことから大塚さんは代理人(弁護士)経由で、グッズメーカーに対して、販売を差し止めるよう警告した。

グッズメーカー側は、2019年7月31日までに販売を中止することを約束して、同年末までに2つの商品の販売は終了した。
しかし、うち1つは2020年3月時点でも通販サイトで注文可能だったことから、今回の提訴に踏み切った。

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大塚咲さん(写真は本人提供)
https://amd.c.yimg.jp/amd/20200405-00011007-bengocom-000-2-view.jpg

参考AV
http://pics.dmm.co.jp//digital/video/rki00078/rki00078pl.jpg


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00011007-bengocom-soci