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コロナで戦後最悪の自動車不況、自動車メーカーの多くが倒産する

トヨタは資金不足に対処するためさっそく銀行から1兆円を借りたが、ほかのメーカーはそんなに簡単に現金を用意できない。
深刻な危機に見舞われるのは日産で、欧州と中国とアメリカのほとんどの工場が停止になり長引けば売り上げも半減以下になる。
もともと深刻な経営危機だったので資金不足に陥り、最悪の場合は再び倒産危機に見舞われる。
親会社のルノーも深刻な経営危機に陥っていて、フランス政府の国有化か他社に身売りする事になる。
日産買収に名乗りを上げたと報道されたホンダも4輪部門が赤字で、自社の存続を図るのが手いっぱいになる。
確実に経営破綻すると思われるのが米ビッグ3で、利益の大半はアメリカ向けピックアップトラックが挙げていた。
ピックアップトラックが売れなくなったらGM、フォード、クライスラーはまた政府支援を仰ぐことになる。
この数年世界販売台数首位だったVWは中国での生産が30%も占め、残りの多くは欧州での販売だった。
主要市場すべてコロナで壊滅したので、コロナが長引くと1年後にVWは存在していないかも知れない。
排ガス騒動の時資金確保のためポルシェやドカティ売却が検討されたが、今度は恐らく本当になる。
リーマンショック以降の10年間で富裕層向けの「バブルカー」が売れまくったが幸福な時代は終わった。
フェラーリ、ロールス、ランボルギーニ、マクラーレンなどは今のうちに身売り先を探したほうが良い。
主要国の販売が半減になれば世界の自動車メーカーの半分が倒産や国有化、身売りや分割することになる。