アメリカグマ、ベンガルトラ、アフリカライオンが仲良しに? 獰猛さで知られる動物たちが、兄弟のように仲良く暮らしています。幼いころ一緒に監禁されていたため、絆を強めたのかもしれません。

2001年、米アトランタ警察は、麻薬組織の取り締まりの際に、住宅の地下室で怯えている3頭の幼い黒クマ、トラ、ライオンを見つけました。
生まれて数ヶ月の3頭は全身が寄生虫におおわれ、体も衰弱していました。3頭は警察に保護され、米ジョージア州にあるノアの箱舟動物園(Noah's Ark Animal Sanctuary )で一緒に大きくなりました。
仲良く暮らす3頭は、「BLT」(ベア、ライオン、タイガー)と呼ばれ、園を訪れる人々に親しまれています。

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ベンガルトラのシェア・カン(Shere Khan)はセンターに送られてきた当時、栄養不良で骨と皮しかない状態でした。
しかし、回復してからは、3頭の中で最もいたずら好きになり、黒クマのバルー(Baloo)とライオンのレオ(Leo)に飛びかかったりして遊びます。
2014年、彼は椎間板疾患と診断されましたが、治療が功を奏し、今は元気に毎日を送っています。

保護された当時、3頭の中で最も危険な状態にあったのがバルーでした。サイズに合わない首輪や足かせに肉が食い込み、感染していたため緊急手術が必要でした。
バルーが手術を受けていた期間、3兄弟は初めて離れ離れとなり、レオとシェア・カンはずっとイライラして落ち着きませんでした。
手術が成功し、バルーが戻ってくると、3兄弟は片時も離れずに仲良くしていたそうです。

https://www.epochtimes.jp/p/2020/03/53881.html
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https://youtu.be/dcs-H5p-MYw