米軍辺野古新基地建設に伴う埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相の裁決を「違法」と沖縄県が訴えた訴訟で、県の上告を棄却した最高裁判決への抗議アクションが27日、最高裁前で行われました。
主催は、「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会と総がかり行動実行委員会。

参加者は「最高裁判決を糾弾するぞ」「辺野古の海を土砂で埋めるな」と訴えました。

主催者あいさつした総がかり行動実行委員会共同代表の高田健さんは「違法・脱法を繰り返す国に追随した不当判決だ。県民はあらゆる手段を尽くしてたたかう。私たちも連帯していく」と語りました。

各団体の代表がスピーチしました。

安保破棄中央実行委員会の木下興さん(全日本民医連)は「民意を否定し、地方自治を破壊する判決に強く抗議する」と述べ、
「沖縄だけではなく、日本全体に関わる問題です。新基地建設を止めるため、私たちもともにたたかおう」と呼びかけました。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2020-03-28/2020032815_02_1.html
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