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中国が日本製マスクを輸入し、日本への輸出を禁止していた

現在どのくらいのマスクが生産されているかと言うと、2月4日の日経新聞では「2週間で10億枚が出荷された」と書かれている。
これは国内在庫を1月後半ですべて売り切ったからで、2月から3月は月間6億枚ペースで生産し4月は7億枚に増えるはずです。
2019年に日本で販売されたマスクの7割が中国からの輸入だったが、2020年2月になって一時ゼロになった。
中国では安いマスクを配布しているが日本製マスクは人気があり、生産量の5倍もの注文が来て応じきれないという。
財務省の2月貿易統計ではマスクなど布製品の輸入が44%減になっており、中国がマスク輸出を制限した影響で輸入が半減した。
実はこんな状況でも大量の国産マスクが中国に輸出されていて、新聞によると「コンテナ満杯のマスクを下さい」と注文が来るという。
つまり中国は日本で生産したマスクを大量に買い付けた一方で、中国製マスクの日本への輸出を禁止していた。
だから日本で月間6億枚生産しても中国など外国に輸出されてしまい、日本の店頭には並んでいない。
日本政府はこんな状況なのにマスクの輸出制限をしておらず、自民党の二階幹事長や小池知事は中国にマスクを寄付までしていた。
輸出禁止し国内で生産したマスクすべてを国内で販売すれば、マスク不足はかなり解消される筈です。
4月のマスク生産は7億枚に増える予定だが、感染者が激増しているので増産分は医療機関に回り店頭販売されないでしょう。
一方で中国はマスク輸出を制限しながら「寄付」と言ってほんの少し寄贈して「恩に着せる」外交を行っている。
NHKによると中国はマスク輸出を再開し4月には週3000万枚つまり月間1億2000万枚の予定だという。
日本で必要とされる全員に行き渡るには月間20億枚は必要なので焼け石に水でしょう。