イギリスの39歳の重症患者が、首相の要請にも関わらず街へ繰り出す人々へ警告…「本当に悲惨」「肺にガラスを吸い込むような感じ」
https://www.businessinsider.jp/post-209879
https://assets.media-platform.com/bi/dist/images/2020/03/23/5e74a1e5c48540725556f3d2-w640.jpg


コロナウイルスによって引き起こされる病気であるCOVID-19の治療を受けている39歳の女性は、集中治療室のベッドから人々へ警告するビデオを作成した。

SNSで共有されているビデオでは、タラ・ジェーン・ラングストン(Tara Jane Langston)さんは視聴者に向けて、腕にある2本のチューブと、使用している呼吸チューブを見せて、息を切らして話しました。

ビデオを作成してから、彼女は徐々に回復し、ICUから通常病棟に移動した、とMailOnlineは報じた。

ラングストンさんはMailOnlineに、呼吸は「肺にガラスを入れるような感じだ」と語った。

ロンドンのヒリンドン病院にいるラングストンさんは、ビデオで次のように語っている。

「大丈夫だろうと考えている人は、私を見てください。もし感染して本当にひどくなったら、あなたはおしまいです」

彼女は、現在の状態でさえ、以前の「10倍も良い」と言う。


関連記事
Luis Gustavo Moretti
19日の時点で、イギリスは3000人以上の感染者と140人以上の死者を報告している。 ただし、イギリス当局は、すでに入院している人だけを検査にしているため、感染者はもっと多い可能性がある。(23日現在、イギリスの感染者は5741人、死者は281人)

ラングストンさんは、以前はコロナウイルスの大発生は誇張されていると考えていたが、ビデオを投稿して、同僚が予定されているイベントに参加することに警告したかったと語った。

「私は感染する前に、ただ騒ぎ立てられているだけで馬鹿げているという態度だった。集団ヒステリーを真に受けることはなかった」と彼女は言った。 「しかし、その後、発症した。本当に悲惨な経験だった」