23日午前、大阪 島本町で、京都府警のパトカーに追跡されていた乗用車が大型トラックと正面衝突し、乗用車に乗っていた1人が死亡したほか、2人が大けがをしました。
警察は3人が近くで起きた強盗傷害事件に関わっていたとみて調べています。

23日午前11時すぎ、大阪 島本町の国道171号線で、京都府警のパトカーに追跡されていた乗用車が対向車線の大型トラックと正面衝突しました。

この事故で、乗用車はフロント部分が激しく壊れ、警察によりますと、乗っていた3人のうち、1人が頭を強く打って死亡したほか、2人も大けがをして病院で治療を受けています。

またトラックを運転していた31歳の男性も軽いけがをしたということです。

京都府警によりますと、この事故から30分ほど前に現場から3.5キロほど離れた京都府長岡京市の住宅に覆面をつけた3人組の男が押し入り、
金品を要求したうえで住宅にいた50代の男性を殴るなどして大けがを負わせ、車で逃走したということです。

この車と特徴が一致していたことから、警察は事故を起こした乗用車をパトカー2台で追跡していたということで、乗っていた3人は事件に関わっていたとみて調べています。

追跡中の車両が事故を起こしたことについて、京都府警は「追跡行為は適正であったと考えている」とコメントしています。

パトカー追跡中の乗用車が正面衝突 1人死亡2人大けが 大阪
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200323/k10012345691000.html