それではご覧下さい。

右翼界隈でおなじみ元在沖海兵隊外交部次長 ロバート・エルドリッヂさん

日米両政府は96年、沖縄県内に代替施設を造り、普天間返還することに合意したが、23年近くたった今も実現していない。

本土では米軍の駐留について、沖縄より合理的に考える傾向がある。これに対し、在日米軍専用施設の7割が集中している沖縄では、基地はより感情に訴える問題であふ。

日本と米国、本土と沖縄の立場に配慮し、1つの計画にまとめ上げた結果、辺野古移設は妥協の産物となった。
「唯一の解決策」と決まり文句により、国民は思考停止に追いやられているが、問題は多い。

軍事的には、運用能力の低下を招く。
普天間は約2740Mの滑走路を備え、世界最大級の軍用機が離着陸できるが、辺野古は1200M程度(オーバーラン用の補助滑走路を入れても約1800M)これでは有事の際、増援を受け入れる事もできない。
ツナミなどの自然災害にも弱い

完成までに10年以上かかるとの見方もあるが、私はもっと長引くとみている。

途方も無い時間と労力をかけ、
政治的にも軍事的にも、技術的にも問題を抱え、日本人が使えない基地を造ろうとしている。

おわり