直径が最大でおよそ4キロと推定される大型の小惑星が、来月29日に地球に接近することが4日までにわかった。米航空宇宙局(NASA)が明らかにした。
1998年に初めて見つかったこの小惑星は、地球から約630万キロの地点を時速3万キロ以上で通過する見通し。NASAによると直径は約1.8〜4キロで、もし地球に衝突すれば世界的な影響を引き起こす恐れがあるという。

地球接近の予定時刻は、米国東部時間で来月29日の午前4時56分。

同小惑星は、地球の軌道近くを通過するとの理由から一時危険な天体に分類されていたが、現在は地球に影響を及ぼし得る事象をまとめたNASAのリストから外れている。その大きさは、向こう2カ月の間に地球に接近する小惑星の中で最大とみられる。

これまでで最も大きな小惑星が地球に接近したのは2017年9月1日。直径は推計で約4〜8.9キロだった。この小惑星は57年の9月2日に再び地球に接近すると予想されている。

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