東京五輪に中止や延期の懸念が高まる中、国際オリンピック委員会(IOC)は三日、
当地で開いた理事会で七月二十四日開幕の大会を予定通り開催する方針を確認した。

アダムス広報部長は他都市で代替開催する可能性を否定し「(東京で)開催されない理由がない」と自信を示した。

IOCは二月中旬に大会組織委員会や東京都、日本政府、世界保健機関(WHO)と
合同作業部会を立ち上げ、連携して対策に当たっていることも緊急声明で発表。

同部長は「WHOによる渡航禁止の勧告はなく、パンデミック(世界的大流行)と認定もしていない」
と判断の根拠を挙げ、開催是非の判断期限は設定していないと強調した。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/list/202003/CK2020030402000271.html