女性にためらわずAED使えるグッズ開発、女子高生4人奮闘「私たちが解決しなきゃ」

健康だと思われていた人が、突然心臓に異常をきたし亡くなる「心臓突然死」。
「女性にAEDが使われる率が男性に比べて低い」と知った大谷高校(大阪)の1年生4人が、
女性に対しAEDを使いやすくするためのグッズ「まもるまる」を作った。

山下結子さん、椎原彩葉さん、早田愛菜さん、松村美優さんに制作秘話を聞いた。(野村麻里子、写真は本人提供)

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まもるまるを作った大谷高校の4人
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まもるまる
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■女性のAED使用率を上げたい
――「まもるまる」の使い方、特徴を具体的に教えてください。
「まもるまる」は、縦100センチ、横63センチの大きさで、上方に十字の切り込みがある長方形のシートです。

使用方法は、まず倒れた女性の頭を十字の穴に通し、かぶせます。
横から服をつまみ、まもるまるに書かれている矢印の方向(上)に服をたくし上げます。
AEDの電極パッドを襟、横から差し込み、体に直接貼ります。そして電気ショックを実行するという流れです。

これらの説明や胸骨圧迫の位置・電極パッドを貼る位置は、
誰が見てもすぐに分かるように簡易的なイラストでまもるまるに記載してあります。

救命処置をする方は倒れた女性の体を見ずに、ためらいなく、AEDが使えるのです。
救命の知識のない一般の方が処置をする際に使っていただくために作りました。

<省略>


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200228-00010002-koukousei-soci