鳥取市が4月から、緊急時に自動起動して緊急地震速報など防災行政無線と同じ内容が流れる「防災ラジオ」を市民に販売する。
屋外スピーカーで流す防災行政無線は、住宅の気密性が高まった影響などで「聞き取りにくい」との声が寄せられていた。
原価1万円近いところ格安の2千円で売り、差額は市が負担する。

メーカーに特注した鳥取市版で、ほぼ市全域をカバーするコミュニティーFM「FM鳥取」を通じて防災行政無線の内容を流す。
同様な防災ラジオ販売は南海トラフ地震などに備える太平洋側の自治体を中心に例があり、近隣では岡山県倉敷市が売っているという。

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