新型コロナ騒動で習近平の政敵が暗躍?クーデター説が浮上
東スポWeb
新型コロナウイルスは習近平体制の転覆を狙った「内部クーデター説」が取りざたされ始めた。
これまでウイルスは武漢市近郊にある中国科学院武漢病毒(ウイルス)研究所から漏れたとの説が、
まことしやかにささやかれていたが、中国当局は「でたらめ」と否定に追われている。
それでも消えない流出説には、権謀術数が渦巻く中国共産党内の権力争いが背景にあった。

中国外務省の耿爽副報道局長は20日の会見で、新型コロナウイルスが研究所から
漏れた生物化学兵器ではないかというウワサに「世界中の多くの専門家が
科学的根拠がないと認識している」と否定した。この研究所からの流出疑惑は、さまざまな話が飛び交っている。
先月、中国ネット上や欧米メディアの指摘に始まり、今月には「研究所に勤務していた
研究員が0号患者で死亡し、火葬した際に感染が始まった」とのウワサが広まり、
研究所は「デマだ」と火消しに追われた。

最近、新たに加わったストーリーはクーデター説だ。

元韓国国防省北朝鮮分析官で拓殖大学主任研究員の高永テツ氏は「複数の米中情報筋から
習近平の政敵である江沢民派閥の仕打ちの疑いの話が出ています」と指摘する。
研究所は王延軼なる39歳の女性が所長を務め、夫の舒紅兵氏は武漢大学副校長の要職にある。
「舒氏は江沢民元国家主席の息子である江綿恒氏と盟友関係にある。
王氏が2年前に37歳の若さで所長に抜てきされたのも夫のおかげといわれています。
王氏がウイルスを何らかの形で外に持ち出し、広めたといわれ、
江沢民の上海閥による政治報復ではないかというワケです」(高氏)
https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_1753842/