新聞購読断られ放火容疑、男逮捕
吸い殻DNA一致

 東京都足立区で2016年、新聞の購読を断った世帯を狙ってアパートに火を付けたとして、警視庁綾瀬署は21日までに、現住建造物等放火未遂の疑いで、東京都足立区、新聞販売店の元社員で、会社員星大輔容疑者(33)を逮捕した。

 綾瀬署によると、当時現場で見つかったたばこの吸い殻に付いていた唾液のDNA型が別事件で採取された星容疑者のものと一致した。周辺では、数年にわたって同様のぼや被害が数件起きており、関連を調べる。

 逮捕容疑は16年4月7日午前4時半ごろ、足立区のアパートで、火の付いた新聞紙を雨どいと外壁の間に挟んで放置するなどした疑い。けが人はいなかった。

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