他の人なら認められない……「さかなクン」があの“ハコフグ帽子”を被って国会に出席
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200211-00607861-shincho-ent&;p=1
さかなクン
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タレントで魚類学者として知られるさかなクンが2月12日、
参議院国際経済・外交に関する調査会で参考人として意見陳述する。
国会の規則では、品位や礼節を欠くとして、帽子の着用は認められていない。
ところが彼に限っては、着帽は特例で認められたというのだ。
国会では、「参議院規則」第209条、「衆議院規則」第213条で
基本的に帽子の着用は禁止されている。

国会での帽子着用については、1991年11月、社会党の長谷百合子衆院議員が
ベレー帽を被ったまま国会議場に登院し、問題になったことがあった。(中略)

では、なぜさかなクンは認められたのか。彼が意見陳述するのは、
昨年10月にスタートした参議院国際経済・外交に関する調査会。
全体のテーマは、「海を通じて世界と共に生きる日本」である。(中略)

ハコフグ帽子着用は、彼のたっての希望だったのか。

「参考人として調査会に参加するにあたって、さかなクンから、
『通常の服装でよろしいでしょうか?』と要望がありました。
それを受けて、2月5日、調査会の前に行われた理事会で、自民党の鶴保庸介会長が、
『国会の規則では、帽子は、品位、礼節を欠いた服装ということになっています。
ただ、さかなクンの帽子は、品位、礼節に欠いたものにはならないと思っています。
ご本人からも、通常の服装で出席したいという意向がありました。
彼の帽子を認めてもよろしいでしょうか?』と各会派に聞くと、みなさん賛成でした」(参議院事務局)