野党は6日、北朝鮮による拉致被害者有本恵子さんの母、嘉代子さんの死去を受け、安倍晋三首相に拉致問題解決に向けた取り組みを求めた。

 立憲民主党の枝野幸男代表は党会合で「口だけではなく物事が前に進むよう、さらに強く求めていかなければならない」と語った。
 嘉代子さんを悼み「お嬢さんを待つ思いが届かず、じくじたる思いだ」と語った。

 国民民主党の大塚耕平代表代行も会見で、首相の姿勢について「期待を持たせる発言をした説明責任を十分果たせていない」と批判した。

 共産党の志位和夫委員長も会見で「圧力一辺倒だった安倍政権下での解決は大変難しい」と指摘した。

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