新型コロナウイルス流行拡大に対して「アダルトゲームを無料配布」するゲームメーカーが登場、
ユーザーに「引きこもりプレイ」を推奨

中国を中心に感染拡大を続けている新型コロナウイルスに対して、アダルトゲームメーカーが
支援を表明しました。このアダルトゲームメーカーは「外出する人の数が減れば新型コロナウイルスの
感染は抑えられる」と考え、自社製ゲームを「無料配布」しました。

中国で新型コロナウイルスは感染拡大を続けています。新型コロナウイルスの発生源とされる
中国・武漢市に隣接する黄岡市の地元政府はヒトからヒトへの感染拡大を防ぐため、
2020年2月2日に「外出制限措置」に踏み切りました。

この外出制限措置は、「外出を1日から2日に1回、1世帯につき1人だけに制限する」というもので、
事実上の「外出禁止措置」だとNHKは報じています。

このような流れの中、アダルトゲーム「Mirror」の開発会社KAGAMI WORKsとパブリッシャーの
Paradise Projectは、自宅にとどまる中国のゲーマーを応援するため「Mirror」の無料配布を行いました。

無料配布されたMirrorは、Steamでも販売されているパズルとビジュアルノベルをハイブリッドしたようなゲーム。
パズルで女の子に勝利すれば、拘束された女の子と「遊ぶ」ことが可能とのこと。
また、インターフェイスだけでなく、音声も日本語に対応しています。

アダルトシーンを見るためには、無料で公開されているパッチファイルを指定されたフォルダに
置く必要があるそうです。

MirrorのSteam上での評価は「圧倒的に好評」となっており、ユーザー投票によりゲームを
ランク付けするレビューサイトSteam 250の2018年度のゲームランキングでは、Mirrorは2位にランクインしています。

https://gigazine.net/news/20200203-coronavirus-game-giveaway-china/