新日本プロレスとメキシコ団体CMLLとの合同シリーズ「ファンタスティカマニア」が19日、
後楽園ホールで行われ、CMLL世界ヘビー級選手権で王者ウルティモ・ゲレーロ(47)に
小島聡(49)が挑戦。惜しくも敗れ、日本人初同王座奪取の快挙はならなかった。

ベテラン同士が激しい攻防を繰り広げた。場外の観客席まで飛び出すと、ゲレーロは助走をつけて
小島にラリアット。さらにリングに戻ると小島の技をコピーした逆水平チョップを決め、盛り上げた。

小島も負けじと高速逆水平チョップを決め、「いっちゃうぞ、バカヤロー!」のかけ声で
コーナーからダイビングエルボードロップを敢行。その後も大技の応酬で削り合ったが、
最後は、小島がゲレーロスペシャル(雪崩式リバースブレーンバスター)で屈し、3カウントを奪われた。

小島は「そうはうまくいかない」とベルト獲得失敗にがっかりしつつも、
「生きてりゃまだいいことあるだろ。CMLLの選手を体感できたことは、
おれのプロレス人生の中でも幸せ。また、明日から元気に生きていく」と前を向いた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200120-01191028-nksports-fight