同性同士のカップルを結婚にあたる関係と認める「パートナーシップ制度」が四国の自治体として初めて導入された三豊市で、男性同士のカップルが市役所
を訪れ、三豊市では初めてとなる証明書の交付を受けました。

三豊市が今月から導入したパートナーシップ制度は、20歳以上のカップルであれば互いをパートナーとする宣誓書を提出すれば、戸籍上の性別を問わず結婚
にあたる関係と認めて証明書を交付します。

証明書には法的な拘束力はありませんが、提示すれば市営住宅への入居を申請でき、市立病院でパートナーへの治療について説明を求めることができます。

17日、市内の男性同士のカップルの田中昭全さんと川田有希さんが市役所を訪れ、署名した宣誓書などを提出し、市の職員から証明書の交付を受けました。
三豊市がこの制度で証明書を交付するのは初めてです。

田中さんと川田さんは「去年、婚姻届を提出してから1年もたたないうちに制度が実現したことに感心しています。今後も結婚という当たり前の権利を訴えていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200117/8030005629.html