北陸地方で運行する列車としては初めてICカードをタッチする改札機を搭載した、JR七尾線の新型車両が17日報道陣に公開されました。

JR西日本の金沢総合車両所で報道公開されたのは、ことし秋から順次、JR七尾線に導入される新型車両「521系」です。
新型車両は、シルバーの車体に、現在の七尾線の車両にも採用されている「あかね色」のラインが入ったデザインが特徴です。
また北陸地方で運行する列車としては初めて、ICカードをタッチする改札機がドア付近に搭載され、駅にICカードに対応した改札機が設置されていなく
ても、ICカード乗車券が使えるようになります。
JR西日本では、七尾線の車両の入れ替えがすべて完了する来年春からICカード改札機のサービスを開始することにしています。
JR西日本車両設計室の林太郎担当課長は「新型車両はIC改札機が搭載され、より利用しやすくなりました。車体のデザインには今の七尾線のカラーが受
け継がれているので、新しい車両を皆様に愛していただきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20200117/3020003728.html