世界中で愛されるネコに関する研究はさまざまありますが、新たに宗教関連の研究に特化した学術誌・Journal for the Scientific Study of Religionで、
「無神論者はネコをペットとして飼うケースが多い」という研究論文が発表されました。

How Religion Predicts Pet Ownership in the United States - Perry - - Journal for the Scientific Study of Religion - Wiley Online Library
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jssr.12637

Atheists put their faith in ‘godlike’ cats | News | The Times
https://www.thetimes.co.uk/article/atheists-put-their-faith-in-godlike-cats-8twtx5c7g

‘Godlike’ Cats Are the Preferred Pets for Atheists, Study Finds
https://www.vice.com/en_in/article/pked8y/godlike-cats-are-the-preferred-pets-for-atheists-study-finds

オクラホマ大学で社会科学・宗教学などについて研究しているサミュエル・L・ペリー氏が率いる研究チームが、
2000人のアメリカ人を対象にペット所有に関する調査を実施しました。調査の結果、週に1回以上教会へ行き礼拝すると回答した「宗教に熱心な」人は、
平均して1.4匹のネコを飼っていることがわかりました。それに対して、教会へ礼拝に行く習慣のない「無宗教」な人は、平均2匹のネコを飼っていたそうです。

ペリー氏はイギリスメディアのThe Timesに対して、「ペットを飼うのは、ペットそのものと、ペットたちと行う特別なやり取りが大好きだからです。
また、いくつかの点においては、ペットが人間同士の相互作用における人間の代用になることも示唆されています」とコメントしました。

ペリー氏によると、教会に足繁く通う熱心な人は、活動の中で適切な社会的相互作用を得るそうです。
それに対して、無宗教な人は社会相互作用に飢えているため、手間のかかるネコを好む傾向にあるとのこと。





https://gigazine.net/news/20200116-cats-preferred-atheists/