愛知県警は春日井市にある車の解体施設いわゆる「ヤード」を捜索し、経営者のパキスタン国籍の男を不法滞在の外国人を働かせていたとして逮捕しました。

 逮捕されたのは、春日井市の自動車整備会社「カマル・モーター」社長で、パキスタン国籍のカキ・ジャン容疑者(52)です。

 愛知県警によりますと、カキ容疑者は不法滞在と知りながら、共に逮捕されたパキスタン国籍の男2人(44・47)を雇い、自らの会社で働かせていた不法就労助長の疑いが持たれています。

 名古屋出入国在留管理局からの情報提供で、愛知県警は16日会社を捜索し、従業員らに在留資格がないことが確認されたということです。

 調べに対し、カキ容疑者は容疑を否認し、ほかの2人は容疑を認めています。

 また、カキ容疑者と同居していたルーマニア国籍のクク・レオナルド容疑者(42)も不法残留の疑いで逮捕されましたが、容疑を否認しています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00026264-tokaiv-l23