中国国家統計局は17日、2019年末時点の中国の総人口が14億5万人(前年比467万人増)と発表した。
中国の人口が14億人を超えたのは初めて。ただ、少子高齢化の影響で人口増加のスピードは鈍っている。

 発表によると、19年の出生数は1465万人で前年比58万人減となり、3年連続の減少。16年に
一人っ子政策を廃止して2人目までの出産を認めた後も、出生数は歴史的に低い水準が続く。生産年齢人口
(16〜59歳)は8億9640万人で前年比89万人減。一方で65歳以上の人口は1億7603万人と同945万人
増えており、少子高齢化の進行は明らかだ。【北京・河津啓介】
https://mainichi.jp/articles/20200117/k00/00m/030/120000c