中国政府報道官「台湾は中国の一部 事実を変えようがない」

台湾では、今月11日に投票が行われた総統選挙で、中国への対抗姿勢を示す現職の与党・民進党の蔡英文総統が、過去最多の票を獲得して再選されました。

これについて、中国政府で台湾を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は15日の記者会見で、「台湾地区の選挙の結果は台湾が中国の一部分だという事実を変えようがない」と強調しました。

そして、台湾の独立は絶対に許さないとけん制したうえで、「われわれは台湾を平和的に統一して、一国二制度を実施するという基本方針を堅持し、両岸の平和的な発展や祖国の統一を推し進めていく」と述べ、香港で実施する「一国二制度」を適用し、将来的な台湾統一を目指す方針に変わりはないと強調しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200115/k10012246581000.html