立憲民主、国民民主両党の衆院国会対策事務局を隔てていた国会内の「壁」を取り払う工事が完了し、14日に引き渡しが行われた。
 立民の安住淳国対委員長は、壁がなくなった部屋で記者団に「(国民に呼びかけた政党合流は)基本合意に至っていないが、
国会の方はいち早く基本合意し一体運用ができる」と述べた上で「野党が力を合わせて戦う最前線の部屋に位置付ける」と強調した。

 安住氏は政党合流をめぐり「本当にあと一歩のところまで来ている。今週中になんとか合意できれば」と早期の合意に期待を示した。
 だが、一部に慎重論も根強く、両党の「心の壁」まで取り払えるかは見通せない。壁は両党の前身である民進党が分裂した平成29年10月の衆院選後に作られた。

https://www.sankei.com/smp/politics/news/200115/plt2001150019-s1.html