増毛漁協(西野憲一組合長)の初競りが4日、増毛地方卸売市場で行われた。
この日はしけで出漁できなかったため、場内に並べられたのは年末に水揚げしたクロガレイとアワビのみだったが、クロガレイは昨年末の6倍のご祝儀相場となった。

 初競り式には、堀雅志町長や買い受け人ら約40人が出席。
玉串奉納や鏡開きなどで安全操業や大漁を祈った。
西野組合長は、昨年(1〜11月末)の漁獲高が前年比約6億円減の約23億円にとどまったことを振り返り、「大変厳しい状況だった。今年は良い年にしたい」とあいさつ。
堀町長は「基幹産業である漁業の発展なくして町の発展はない」と激励した。

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