生活保護相談の男性に軽乗用車内で切りつけ…担当の職員逮捕

知人男性(26)を包丁で切りつけたとして、滋賀県警長浜署は25日、同県米原市社会福祉課主事の
服部浩司容疑者(27)を殺人未遂容疑で逮捕した。服部容疑者は生活保護の担当で、男性の相談に応じていたという。
服部容疑者は「殺すために包丁を買った」と容疑を認めているという。

 発表では、服部容疑者は24日午後10時35分頃、同県長浜市内の路上に止めた自身の軽乗用車内で、
男性の頭や腹を包丁で切りつけ、殺そうとした疑い。

 男性は自力で車外に逃げ出し、連絡を受けた男性の妻が110番した。男性の命に別条はないという。

 米原市によると、服部容疑者は2015年4月に入庁。今年8月に生活保護の相談に訪れた男性と知り合い、
10月から担当を務めていた。同市では、庁舎外で担当先と会う際は市に事前に報告するよう職員に求めているが、
服部容疑者から報告はなかったという。

 署は、2人の間にトラブルがあったとみて調べる。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20191226-OYT1T50095/