25日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)で、安倍晋三首相と韓国の文在寅大統領
が24日、日中韓首脳会談が開かれた中国・成都で1年3か月ぶりに会談したことを報じた。首脳の会談時間は予
定の30分を超過し、45分間に及んだ。

コメンテーターで同局の玉川徹氏は「両国にとって対立は利益がないことが明らかなんです」とした上で「対立の根本
がどこにあるのかというと徴用工問題が大きなきっかけなんですけど、その背後にある歴史認識の問題に結局は行
き着くんです。それを本来は根本的に解決しなければいけないところ」と指摘した。

その上で「他者のことは変えられないです。変えられるのは自分だけだということで言えば、じゃぁ日本側が何ができ
るかって言えば、日本側は謝罪をしてきたんだけど、その姿勢をずっと続けるっていうことだと僕は思う」と見解を示
した。

さらに「韓国の教科書の中に日本は一時期、植民地支配もあって韓国に対してこういうことをやったんだけど、戦後
の政府は一貫して謝罪と反省を続けているということが韓国の教科書に載り、先生が子どもたちにそういうことを教
えるっていう時代になったら、その後、初めて国民感情は改善するんだろうと僕は思うんです。だから続けることが
大事」と指摘していた。

https://hochi.news/articles/20191225-OHT1T50015.html