タッチレスゲートは、改札の天井に設置したアンテナから床面に向けて「ミリ波」と呼ばれる電磁波を照射。
乗客が持つ専用のアプリが入ったスマホとデータを送受信し、通過できると判断すれば、
改札機の色やスマホの画面上に表示を出してゲートが開く仕組みだ。

導入当初は、現行機とタッチレス機能を追加した改札機を併存させる。

開発の工程では、ミリ波が人体に与える影響は、国が定める基準値の10分の1以下であることを確認。
ミリ波が広範囲に広がらないよう工夫し、改札機の間を通るスマホだけを認識できるようにした。
乗客がアンテナの下に入ると、1000分の2秒で端末を認識。
高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムに匹敵する通信速度が確保されており、瞬時に乗客が通過できるかどうか識別する。