中国・雲南省麗江市で、重さ1150グラムの巨大トリュフが見つかり、所有者の張子福さんが15日、雲南省で建設中の中国野生菌博物館に寄付した。

この大きなトリュフは、今月3日に麗江市永勝県六徳郷で掘り出され、長さ14センチ、高さ13.5センチに及ぶ。
農民から購入した張さんは「30年近く野生キノコのビジネスに携わってきたが、こんな大きなトリュフを目にするのは初めて」と話す。

張さんによると、各地からこの「黒い美人」を求めて買い手が殺到し、5万元(約78万円)を払うという人もいた。
雲南省楚雄県で昨年開かれた「中国国際トリュフフェスティバル」では、1個690グラムのものがオークションで21万元(約328万円)の高値を付けている。
このトリュフも高値で取引することは可能だが、「寄付する方が意味があると思います。より多くの人に雲南省の野生キノコを理解してもらうことができます」と張さんは話す。
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