最上町にある”太さ日本一”の大アカマツが枯れてしまい、県の天然記念物の指定を解除されていたことが分かりました。

最上町の東法田地区にあるアカマツは、樹齢がおよそ600年と推定され平成5年には当時の幹周りが7メートル50センチと日本で最も太い松として県の
天然記念物に指定されました。
ところが、町によりますと、去年5月ごろから葉が急激に赤くなって枯れて落ちるようになり、ことし8月には「回復する見込みがない」と診断されました

このため、今月に入って、県から天然記念物の指定を解除されたということです。
地元の住民は、「やはりさみしいです」とか「5、60年前に嫁いで来た時はすごくいい形でしたが、観光の面でも枯れてしまったのは残念です」などと話
していました。
町は、「大アカマツがただちに倒壊するおそれはない」としていますが、枯れた枝が落下して通行人などがけがをしないよう住民とも話し合いながら、伐採
するかどうかなどを検討することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20191218/6020005604.html